60年におよぶ専門ノウハウによるサイトプランニング
設計のコンサルティングから施工まで
一般の建設会社では対応の難しい面があるRI施設の設計・施工も当社にとっては専門領域です。
厳しい法令の基準を満たしながら、お客様の施設条件を考慮し、運用目的に即した総合的な設計、施工、さらには竣工後のアフターケアも見据えた立案を行います。
設計・施工のプロセス
設計から施工後のアフターケアまで
STEP1 計画立案
- 施設で使用する核種及び数量を決定します。
- 必要な使用室を基に、必要な部屋割りや設備レイアウトなどを決定します。
- 施設で使用する備品を選択します。
STEP2 設計
- RI施設ではRIを使用するため、建築設計上必要となる厳密な遮蔽計算を行います。
- 作業室内でのRIを含む空気の排気、発生するRIを含む廃液の濃度を計算し必要となる設備の設計を行います。
STEP3 申請書作成・提出
- RI施設の開設には、原子力規制委員会の許可/承認が必要となります。そのためには計画全体をまとめ、さらに厳密な法律の知識が求められる申請書(放射性同位元素・放射線発生装置の使用許可申請書)が必要となります。当社ではこの申請書作成のお手伝いをします。
STEP4 施工
- 管理区域内外では、放射線の量や濃度を測定監視する必要があります。当社では放射線安全のためお客様に最適な放射線モニタリングシステムの設置を行います。
- 設計段階での各種計算に基づき、RI排気処理設備及びRI排水処理設備の施工を行います。
STEP5 竣工
- RI施設竣工時には、設計段階での仕様を満足しているか最終的な使用前検査を行い万全を期します。
- 備品や消耗品の準備もこの段階で行います。
STEP6 使用開始
- RI施設の使用が開始されるとともに、RI施設を常に安全に保つための維持管理が必要となります。遮蔽能力・排水能力・排気能力等定められた基準に適合するよう各種点検やメンテナンスを実施します。