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製品・サービス|EXRADIN W2 シンチレータ

ディテクタサイズφ1mmの水等価素材マイクロ"シンチレーション・ディテクタ"。スキャナーへの接続も可能 EXRADIN W2 シンチレータ

小照射野の線量測定において、検出器による擾乱なしの測定を可能にします。

EXRADIN W2は水等価プラスチック素材からなり、その極小のディテクタはサイズΦ1mmです。W2からのシンチレーション光は付属のMAX-SDが検出し、線量値を導き出します。温度気圧の影響をほとんど受けず、またディテクタは水等価素材のため測定場を乱しません。MAX-SDから測定値をアナログ出力させることも可能で、スキャンニング測定にも応用できます。

水等価の極小ディテクタ―

小照射野において優れた測定精度

EXRADIN W2シンチレータは他の検出器とは異なり、水等価素材で構成されているため、ビーム内で検出器自身による影響を与えません。そのため、より正確な小照射野での線量測定を実現します。

高解像度

このシステムは、1mmx1mmのシンチレーションファイバを備えており、小照射野での特性評価などにおいて高解像度の測定を提供します。

補正機能内蔵

6.シンチレーション光の検出および信号処理を行うユニットであるMAX SDを使用することで、スキャニングおよびポイント線量が測定可能です。また、PCからWebインターフェイスを介してMAX SDへアクセスします。

優れた特徴

AAPM/IAEA 483では、シンチレータはkQ1.000の唯一の検出器であると述べられています。そのため、W2は定位放射線治療の測定に最適な検出器です。
水等価素材、 防水構造、 ビルトイン補正、 スキャニングおよびポイント線量測定が可能で、ユーザー自身で取替え可能な2 種類のファイバ( 1 x 1 mm, 1 x 3 mm)のラインナップがあります。さらに、 線量率依存性、温度依存性、エネルギー依存性が小さいことも特徴です。 チェレンコフの影響を補正したシグナルをアナログ出力することで、スキャニング測定において水ファントムシステムに接続することが可能です。

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