新しい密封小線源治療装置 フレキシトロンHDR
フレキシトロンHDRはがんや腫瘍などの組織にピンポイントで放射線照射を高精度に行う最新の治療装置で、世界でベストセラーであるマイクロセレクトロンHDRの後継機種です。
放射線治療計画プログラムOncentra®Brachyや多くのアプリケータは、マイクロセレクトロンHDRと共通で使用可能です。
小線源治療について
Brachytherapyは、高精度かつ効果が高く、寛容性に優れた治療選択肢のひとつであり、個々の患者のニーズに合った治療を提案できます。
現代のアフターローディング技術は、1975年にNucletronが他に先駆けて開発したものです。
この技術から生まれたマイクロセレクトロンシリーズは、癌の高精度治療に革命を起こしました。
フレキシトロンHDRは、さらなる高精度照射および安全性の向上を実現した、マイクロセレクトロンHDRシリーズの後継機種で、新型の密封小線源治療装置です。
フレキシトロンHDRは、Nucletronアフターローディングシリーズの最新の製品です。
幅広いbrachytherapy患者やユーザーのニーズに答えることができ、その価値を確実に発揮できる治療装置です。
フレキシトロンHDRの特徴
前機種マイクロセレクトロンシリーズは、1,500を超えるシステムが世界80ヵ国以上で使用されており、フレキシトロンにおいては既に世界で200を超えるシステムが導入されています。
フレキシトロンHDRシステムは、治療ユニット、治療コンソールのほか、品質保証ツールから構成されます。
治療ユニットのフォワードステッピング方式は、放射線源を指定停留部位に正確に停止させることができるシステムです。
これにより、治療および処置の安全性が高まります。
線源の最小ステップ長は、2.5mmから1mmへ向上しました。
より細かいステップで線源を停留させることで、より高精度な線量処方が可能となります。線源移送については、線源ケーブルへ直接作動するドライブ機構によって制御されます。
日々の品質管理を実施することにより、線源停留を±0.5mmの精度で移送制御することができます。
チャンネルラインナップ
フレキシトロンHDRシステムは、少数の治療チャンネル(婦人科領域、直腸、食道、気管支、乳房、皮膚)を用いた従来型治療から、多数の治療チャンネルを必要とする複雑な治療まで、brachytherapy適応に関してフレキシブルな対応が可能なソリューションです。
10-channel
主に婦人科領域の治療に対応し、少数チャンネルの組織内治療に対応。
20-channel
主に婦人科領域の治療に対応し、少数チャンネルの組織内治療に対応。
40-channel
主に婦人科領域の治療に対応し、少数チャンネルの組織内治療に対応。
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