緊急時可搬型車両用ゲート型モニタ 可搬型車両ゲートモニタ

原子力災害時の緊急防護措置におけるOIL4基準を判定します
- ・車両スクリーニング
- ・野外対応
- ・安心の品質・便利な機能
■ 可搬型車両ゲートモニタ ガンマパネルΩ

特長
短時間での検査
速度約5km/hの車両が通過することで、タイヤ部におけるOIL4相当の汚染を自動検知
最適な警報地の自動診断・設定
環境バッググラウンドの変化に応じた最適な警報値を、自動で設定し設定
迅速な検査対象の切替え
検査対象(普通車・大型バス等)に応じた最適な警報地を、スイッチ操作で迅速に切替え可能
高い環境バッググラウンドに対応
従来品よりも約二倍の環境バッググラウンドで使用が可能※自社比
優れた可搬性・組立性・防滴性
小型軽量のため、コンパクトカーへの積込みが可能
検出器が運搬ケースと一体型のため、迅速な設置が可能
防滴構造(IPX4適合)のため、悪天候下でも使用が可能
仕様
測定線種 | γ線 |
---|---|
検出部 | プラスチックシンチレータ |
感度 | 次の条件で、タイヤ部側面におけるβ線40,000cpm (120Bq/cm2 、放射能 240kBq) の一様な I-131 を検知可能。 ・環境バックグラウンド:約 0.7μSv/h以下 (普通車:車幅約 1.5 m ~ 約 1.9m)※ ・検出器間距離:約 3.5m ・通過速度:約 5km/h ※ 追加オプション(遮蔽板)で、約1.0 μSv/h まで対応可能 |
最大チャネル数 | 2チャネル(タイヤ部左右) |
機能 | 自動測定/手動測定/手動アラーム (警報値以上のブザー音を疑似出力)/BGに応じた警報値の自動診断・設定/検査対象(普通車・大型車)に応じた警報値の切替え/BGの自動更新/電源電圧の自動診断/データログの自動保存 |
判定出力 | 制御装置:画面表示/ランプ/ブザー音 ※ 追加オプション(警報表示灯)で、判定結果の外部出力が可能 |
記録 | μSDカードに自動保存 |
組立 | 可搬・組立式(1名で組立可能) |
汚染識別 | 制御装置:点灯表示、警報音 付属タブレット:測定値、文字(正常、異常)表示 警報表示灯:緑、赤の2色点灯表示、警報音(音量:0~105dB程度) |
記録 | 測定終了後、SDカードに測定結果を自動保存 |
組立 | 可搬・組立式(2名で組立可能) |
電源 | AC100V/シガーソケット/乾電池(電池ケース) |
表示内容 | 日時/環境バックグラウンド計数率/通過台数/判定台数(警報値未満、以上)/検出器ごとの判定結果/判定時の正味計数率、警報値 |
防滴性能 | IPX4適合(あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない) |
寸法 | 検出器:約 1350 x 430 x 160mm、18kg以下/枚(遮蔽板の追加オプションを含まず) 制御装置:約 251 x 151 x 101mm(突起部を含まず)、1.6㎏以下/台 電池ケース:約 350 x 310 x 85mm、1.7kg以下(乾電池を含まず) |
構成品 | <標準> 検出器2枚/制御装置1台/赤外線センサ1式/組立式土台2台 電池ケース1箱/ケーブルアセンブリ1式/ケーブルプロテクタ1本 <追加オプション> 遮蔽板/警報表示灯/検出器防護カバー/プラダンケース |
「原子力災害時における避難退域時検査及び簡易除染マニュアル(令和4年9月28日)」に準拠。


■ 可搬型車両ゲートモニタ ガンマポール

特長
短時間での検査
速度 約5km/h で車両が通過することにより、指定箇所検査(タイヤ部)の
OIL4の汚染を自動判定
警報値の自動設定
環境バックグラウンドの変化に応じた、最適なOIL4の警報値を自動で設定
国内設計・製造
国内設計・製造により、要望に応じた特注対応が可能
訓練機能の搭載
訓練機能により、疑似的に汚染判定の警報出力が可能
防滴構造
防滴構造(IPX3相当)により急な天候の悪化に対応
検査結果の自動記録
付属タブレットに検査結果を自動記録し、いつでも確認が可能
仕様
測定線種 | γ線 |
---|---|
検出部 | 大面積プラスチックシンチレータ |
感度 | 以下の条件で放射性物質によるOIL4{タイヤ設置面約2,000cm2における40kcpm(120Bq/cm2)の一様なI-131}の汚染が判定可能。(注1) ・環境バックグラウンド:0.45μSv/h以下(車幅:約1.5m~約1.9m) ・環境バックグラウンド:0.45μSv/h以下(車幅:約1.5m~約1.9m) ・検出器間距離:約3.5m ・通過速度 |
最大チャネル数 | 2チャネル(注2) |
機能 | 警報値の自動設定機能 (環境バックグラウンドに応じて最適なOIL4の警報値を自動で設定) 検査の自動開始機能 検査の手動開始機能 訓練機能 (疑似的に汚染判定の警報出力) |
判定出力 | 制御装置:LED点灯、警報音 付属タブレット:測定値、文字(正常、異常)表示 警報表示灯:LED点灯、警報音 (音量調整範囲 0 ~ 105dB) |
記録 | 付属タブレット、SDカードに検査結果を自動保存 付属タブレットに過去の検査結果を表示 |
組立 | 可搬・組立式 (2名で組立可能) |
電源 | AC100Vコンセント、DC12Vシガーソケット、乾電池 |
使用温度 | -10℃ ~ +45℃ |
収納寸法・重量 | ・検出器収納ケース:1箱 (約L1960×D500mm×H400、約41㎏、キャスター付き) ・警報表示灯収納ケース:1箱 (約L1650×D370mm×H490、約23kg、キャスター付き) ・制御装置:1台 (約W470×D360×H180mm、約10kg) ・電池ケース:1台 (約W470×D360×H180mm、約6kg、乾電池除く) ・台座収納袋:2袋 (約W700×D500×H250mm、約16kg/袋) ・ケーブルプロテクタ収納袋:1袋 (約W700×D500×H250mm、約8kg) |
汚染識別 | 検出器 2本、警報表示灯 1台、赤外線センサ 2個、制御装置 1台、電池ケース 1台、台座 2枚、ケーブルプロテクタ 1本、ケーブルアッセンブリ 1式 |
(注1) 検出器を地面と水平にし、車幅及び環境バックグラウンドに応じた警報値を設定する必要があります。
(注2) 3チャネル以上への拡張は、特注対応となります。

検査画面(注2)

過去データ画面(注2)
●この製品の仕様・外観は、予告なく変更する場合があります。
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