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製品・サービス|可搬型甲状腺モニタ

原子力災害時における甲状腺被ばく線量モニタリングが可能 可搬型甲状腺モニタ

高バックグラウンド環境下に対応した甲状腺被ばく線量を測定する装置です。
※検査場所:甲状腺(頸部)

特長

高バックグラウンド(BG)環境下で測定可能

遮蔽一体型の構造により、甲状腺以外(衣服、周囲等)からのBG放射線を低減できます。
分析に優れた検出器により、甲状腺の放射性ヨウ素を同定し精確に定量できます。

可搬型により様々な場所へ容易に持ち込み測定が可能

測定部と昇降台座の分離機構により、軽量化して設置できます。

測定結果から甲状腺被ばく線量(Sv)を自動計算が可能

原子力災害対策指針に規定される甲状腺被ばく線量(甲状腺等価線量)まで自動計算できます。

短時間で測定可能

甲状腺被ばく線量を60秒で測定できます。

仕様

測定線種 γ線(131I)
検出部 CdZnTe(テルル化亜鉛カドミウム半導体)
測定時間 60秒
検出限界
(甲状腺等価線量)
< 10mSv  (成人、4週間後の測定、BG線量率< 5μSv/h)
< 100mSv (小児、4週間後の測定、BG線量率< 5μSv/h)
検出限界
(放射能)
< 65Bq (BG線量率< 0.05μSv/h) ※測定時間180秒の場合< 35Bq
< 500Bq (BG線量率< 5μSv/h) ※測定時間180秒の場合< 300Bq
機能 ・体格に合わせた高さ、角度の調整
・甲状腺被ばく線量(mSv)の自動計算
・甲状腺放射能(測定時、摂取時)の自動計算
・乳幼児の代理測定
・被験者、検査員の登録
・詳細ログ表示、被験者測定結果の帳票出力、詳細データのCSV出力
・スペクトル表示
記録 パソコンに自動保存
電源 USBケーブルによりパソコンから供給
本体寸法・重量 寸法: 幅約35㎝×奥行約36㎝×高さ約28~40㎝
重量: 約20kg (検出部:約10kg)
構成品 測定部 1台、昇降台座 1台、パソコン 1台、BG測定用ファントム 1式、
収納ケース 1箱

制御ソフト

 

測定画面

 

ログ画面

*この製品の仕様・外観は予告なく変更する場合があります。

製品に関するお問い合わせ

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