千代田テクノル

お問い合わせ
製品・サービス|SUPERMAX

高性能放射線治療用電位計"SuperMAX"。2チャンネル搭載でタッチパネルディスプレイを採用 SUPERMAX

SUPERMAXは2チャンネルのアンプを有し、タッチスクリーンのインターフェース、チェンバライブラリ機能、そして1 fAの高分解能を有する電位計です。

2チャンネルとタッチスクリーンを採用した高性能電位計です。独立した2チャンネルのアンプを備えることで、測定への応用性が高まりました。シンプルで直感的な測定インターフェースにより高精度が求められる測定を確実に操作し、安定した信頼性のある測定を得ることが可能です。

多彩な機能と優れた操作性

独立した2チャンネルのアンプ

SUPERMAX電位計は、独立した2つのチャンネルに対し、レンジ、バイアス電圧、校正定数などの係数をそれぞれ設定することができます。2つのチェンバを同時に使用できることにより、測定対象の範囲が広がります。例えば、ビーム対称性、平坦度の測定、TMR20/10の測定、クロスキャリブレーションなど、広範囲の用途における使用が可能です。このSUPERMAXは、柔軟性に優れ、自由度の高い測定を可能とします。

チェンバライブラリ内蔵

SUPERMAXはチェンバライブラリ機能を内蔵し、校正定数、温度気圧補正係数から線量値を計算し表示することが可能です。従って、線量計算のためのPCやソフトウェアは不要です。これらの係数を適用した測定値は生の測定数値と並列にリアルタイム表示され、さらなる解析能力の向上をもたらします。SUPERMAXの内部メモリーには100種類以上のチェンバおよび校正定数を登録することが可能です。登録した値は、両方のチャンネルに対してもしくは個別に設定することが可能です。

操作性に優れたインターフェース

6.4インチTFTディスプレイは、SUPERMAXの制御とデータ入力を簡便にするためタッチスクリーンを採用しました。また、離れた場所からでも設定状況が容易に確認できるように、測定値は大きな文字、青文字で表示されます。タッチスクリーンには、キーパッドやプルダウンメニューによって、バイアス電圧、しきい値、およびチェンバライブラリーデータのような設定値の入力が極めて簡単にできます。

多才な電荷収集(CHARGE)モード

トリガーモードによる自動測定開始・停止機能を備えています。
Highレンジ(nC)とLowレンジ(pC)それぞれに対してトリガーモードのしきい値設定が可能です。
電荷収集タイマーを1秒単位で設定が可能(1~600秒)です。もしくは手動の開始・停止による連続収集も可能です。
内蔵スピーカーで、電荷収集の終了を知らせます。

信頼性のある測定

電源を入れてから2分以内で測定準備ができます。
SUPERMAXはウォーミングアップ時間を最小限に抑えるように設計されています。
AAPM、ADCL、IEC 60731の規格を満たし、リファレンス線量計として扱えるように設計されています。

優れたデータ管理機能

チェンバライブラリへ、100種類のチェンバとその係数を登録することができます。
測定データはcsvで出力することができます。USBメモリを用いて、解析用に測定データをPCに転送することが可能です。
アイソトープの線源強度計算機能(Check Source Utility)を有しています。

優れた柔軟性

SUPERMAXのファームウェアは、常に最新のものにアップデートが可能です。
ハンドル・スタンドで適切な操作画面角度の調整ができます。

多彩な用途

外部照射の測定-SUPERMAXは、IMRTまたは定位放射線治療において使用されるマイクロ・イオンチェンバの測定も可能です。
小線源の測定-優れた感度と測定レンジが広いことにより、SUPERMAXは小線源の測定にも適した電位計です。SUPERMAXによって低線量率の線源を測定することが可能です。
ビーム対称性、平坦度の測定、TMR20/10の測定、クロスキャリブレーションなど、広範囲の用途における使用が可能です。

製品に関するお問い合わせ

お近くの営業所・事務所へお電話にてお問い合わせください。