弊社の特定二次標準器を、国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合センター(以下、NMIJという)にて定期再校正を実施したところ、不確かさの一部が変更となりました。このため、次の通りJCSSの校正測定能力(不確かさ)に対する線量率範囲を変更しましたので、お知らせいたします。
なお、今回の変更は、NMIJがICRU Report90 “Key Data for Ionizing-Radiation Dosimetry: Measurement Standards and Applications” に対応し、不確かさが変更となったことによります。
1.変更点
照射線量率の校正範囲について、次の通り変更いたしました。また、空気吸収線量(率)、空気カーマ(率)、線量当量(率)についても、同様となります。
校正測定能力 | 線量率範囲 | |
変更前 | 変更後 | |
1.9 % | 0.8≦U≦23(mC/kg/h) | 0.8≦U≦23(mC/kg/h) |
2.6 % | 1.0≦U<800(µC/kg/h) | 10≦U<800(µC/kg/h) |
3.8 % | 0.075≦U<1.0(µC/kg/h) | 0.075≦U<10(µC/kg/h) |
:変更部分
2.弊社のJCSS校正登録範囲の詳細
更新日: 2019年12月27日
次のURLを参照ください。
https://www.nite.go.jp/iajapan/jcss/labsearch/pdf/D0060M.pdf
3.お問合わせ先
大洗研究所 放射線標準課
電話:029-266-3113
Email:hyoujun-g@c-technol.co.jp